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出国者PCRセンターの開設準備が進められています

8月7日、経済産業省は、厚生労働省と連携して進めている出国者PCRセンター(以下、「センター」という)の設置に向けて、センターに登録し、PCR検査等の結果を証明できる医療機関の募集を開始しました。7月下旬に実施された一次募集に続くものとなります。
新型コロナウイルス感染症の世界的な流行が続く中、政府は、一般の国際的な往来とは別に、ビジネス上必要な人材の出入国についての例外的な枠組みを設置することを検討しています。
このうち、出国については、感染状況が落ち着いている国・地域への渡航を対象とし、相手国の要請に基づく出国前の陰性証明等により、相手国への入国や、行動範囲を限定した活動を許容すること等を念頭に協議が進められています。
センターは、ビジネス渡航者が診療所等において、渡航先が求める要件に適合したPCR検査等を行った旨の陰性証明を迅速に取得することが可能な仕組みとして、経済産業省と厚生労働省が連携して設置準備を進めているものです。
また、渡航先ごとに異なる証明要件を紹介したり、証明のデジタル発行を行う可能性等についても併せて検討されています。

対象となる陰性検査には、PCR検査、抗原検査(定量)等が含まれます。ただし、渡航先によって陰性検査の方式等が限定されている場合があり、その場合には、適合する医療機関のみが陰性証明を発行することとなります。
資料ではセンターの設置時期は明示されていませんが、7月31日までの一次募集に応募した医療機関(計146機関)については、いったん仮登録としたうえで業務規程(作成中)への同意など所定の手続きを経て本登録とするとされており、今回の二次募集でもいったん仮登録とするとされています。

詳細は、下記リンク先にてご確認ください。

ビジネス渡航に係る新型コロナウイルス陰性検査を行う医療機関の一次募集の結果を公表し、二次募集を開始します» https://www.meti.go.jp/press/2020/08/20200807008/20200807008.html

国際的な人の往来再開に向けた段階的措置
» https://www.mhlw.go.jp/content/000648089.pdf

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